駅のホームとか福屋の角度とか撮って何しよん?って人をやってきた。
行きはJR広島駅→岩国駅。
乗って揺られていると、次第に脳内が「プラットホームの高さの事だけ」になってきました。
ご存知の方も多いかと思いますが、昔のホームは低くて、最近はその上にかさ上げが施されてたりするのです。
”プラットホームの高さの事だけを考えている人”は写真も色々撮ってきました。

これは岩国駅。
あっちがわに見えるホームの右半分がかさ上げされてます。レールからの高さ92cm。
かさ上げされず残ってる部分が、これが昔のムードを今に伝えるホーム。レールからの高さは76cmという仕様。
客車時代はこの高さが普通だったようですよ。
そして岩国駅は0番ホームが今もかさ上げされてないので、”プラットホームの高さの事だけを考えている人”はそこへ向かいました。

うおー、こりゃあええわ。
車両こそ錦川鉄道の最新ディーゼル車ですが、この段差具合に限っては ”いにしえの客車的ロマンス”をぶち連想いたしますね!
ホームからステップで一段、そしてステップから床面へともう一段、合計二段の段差。昔はこの「客車ホーム」が当たり前だったようです。実際古い昭和の写真とか見たら、もうこんなんばっかですよ。
そして続いて1番ホームへ。

1番ホームは92cmへとかさ上げ済。そのホームに国鉄時代のディーゼル車が入ってる之図。
ステップの高さとホームの高さがほぼ一致してるのが確認できます。
(こちらの写真でも確認しやすいかと思います。)

そして、この92cmホームというのは電車にもうまく対応します。

こちらの電車をご覧下さい。車内にステップはありません。そしてその床面は92cmのホーム面より少し上にくるようになってます。
「微妙に段差はあるけど、気にはならない」といったレベルでしょうか。
気動車等のステップ付き車両と、ステップの無い電車と、両方にうまく対応できる92cmのこの「共用ホーム」
は、その汎用性からか、あちこちで見かけます。
そして、もういっこ、写真無いですが、高さ110cmの「電車ホーム」というのもあります。
これは電車の床面に合わせた仕様で、いわゆるバリアフリー。ステップ付きの車両の入線は想定されてないということでもあります。東京いくとこういうの多いな。
と、こんなことに萌えていたら色々考えが膨らみはじめ、岩国からの帰りは、途中宮島口駅で降りて広島電鉄に乗り換えるルートを選択。そしてもういっこ別の企みも実行する事に。
やりたかったのは、これの撮影。

えーと、ものすごいブレてて、要するに結果失敗なのですが(笑)、これは、昔使われてたホームの残骸なのです。
(場所)
「地御前海岸仮停留場跡」。
昔ここで海水浴ができたらしく、夏場限定で使われてたそう。
今のここの海を見たら泳ぐ気はちょっとアレですが(^^;)
揺れる車内から一瞬しか見えないホームを撮影するのは難しいので、今度徒歩でここへ行き撮影したいと思います。海パンと浮き輪のファッションで敢行したら神すぎるかとも思います。
そして、広島市内は八丁堀で下車。
ここでもうひと活動します。
ここには福屋デパートがあります。


写真の左側の建築も含めて福屋ですが、レトロで重厚な部分は戦前から建っております。(市内にいくつか残る"被爆建物"のひとつ)
近くの陸橋からここあたりを見るとこんな具合。

この電車通りに面する福屋ですが、実はこの建物、通りに対して平行に建っていません。
というか、そもそもは電車通りに対して平行に建設されたけど、戦後に電車通りが拡張された際に電車通り自体の角度が微妙に変わって、結果、福屋は少し斜めになっている、ということなんです。

歩道に対しての福屋の角度を見てみてください。

タイルの目がとても目安になります。





もうこれ、はっきりとわかるでしょ?
福屋の建物のこのレトロな部分だけが道路に対して斜めに建ってます。
この「斜め」は、これはもの凄い事だと僕は思っています。
こういうふうに、日常の中に密かにある”歴史のかけら”を自分で確認する、ことに妙に達成感を感じる体質なのです。
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