フリューゲルホーン 掃除
トランペットとフリューゲルホーンと、僕は両方使いますが、両方掃除するのはタイギイので今日はフリューゲルのほう。
これね。

ちなみに買った時(2008年11月)はまだ割と光っていた

だいたい僕が吹くと特殊なエキスが出ているのかこうなります。トランペッターの皆さん、河村貴之さんへの長期貸出にはご注意ください。
まずこうやって分解。

そして管の中をゴシゴシします。
煙突掃除みたいな道具を使います。

金管楽器用の洗剤とか売ってるんですが、面倒なので台所用洗剤を使うのが河村流。
フリューゲルはピストンよりあっち側の管が「の」の字で非常に長く、そこは分解できないので困りモンなんですが、河村流の場合は、トランペット用煙突掃除より一回り長いサイズのを使って、それを朝顔のほうから突っ込んで掃除してます。他の人はどうしてるんだろか?
あとこういう布のやつもあり。

布と紐と重りでできてます。
煙突よりも曲がった箇所を上手に通り抜けるので便利。
でもパワープレイは禁物。引っかかったのを無理に引っ張って中でちぎれてニッチとサッチが双方不能になって修理に出されてゆくのを僕は過去にいくつか目撃しております。(多発する現場はトランペットの朝顔からピストンの所)
引っかかるだいたいの原因は布がグチャグチャなため。
布の角と角をひっぱって通り易いスリムな状態にしておかないと事件は簡単に起こります。
まあこうやって管の中に溜まるブニブニした薄緑色の気色悪い物体を取り除くのです。
その物体の画像ですが、残念ながら公序良俗に反するためここにはとてもじゃないがアップできません。
この気持ち悪い物体をまめに取っておかないと、だんだん鍾乳洞みたいになって空気の流れが変わって演奏に響くのです。だから大掃除したあとなんかは上手くなった気がしますね(笑)
んで、グリスやら油やら塗って組み立てておしまい。
ようするに「管の中のブニブニした薄緑色の気色悪い物体を取る作業」という事です。
なかなか手間なもんですよ。演奏終わったら毎回掃除してる人もいますけどね、僕は性格的になかなか・・。ビール飲みたいし
パイプユニッシュとか使えたら楽だろうなぁ。
いや、いかん!そんなズボラな事ではいかん!
んでまあ後は表面をピカピカに磨く事を普通やるのですが、
やるのですが・・。
ですが・・・・。
が・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
最近買ったトランペットのほうはまだ光ってますが、

これも数年で

↑こんなんなってゆくのだきっと。
(最近まで使っていた楽器。これも10年前は光っていた)
これからノーラッカー派を目指す方は覚悟を決めてからどうぞ。
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